今年の京都も楽しいレースばかりでした。
京都競馬場の場内にあるオグリキャップの像です。
京都競馬場のオグリキャップといえばマイルチャンピオンシップで見せたバンブーメモリーとの叩き合いでしょう。
武豊バンブーメモリーが見事なタイミングで抜け出し、南井オグリは内で一瞬行き場を失う。常識に照らせばオグリは勝てない展開。
しかしオグリが常識を覆す底力を見せて、ゴール前ギリギリのところでバンブーを交わす奇跡の勝利。
参考 競馬場へ行く 京都競馬場 場内散歩 グランドスワン、ビッグスワン編
今週末のマイルチャンピオンシップではどのようなドラマが起こるでしょうか。
マイルチャンピオンシップはその年の京都開催を締め括るGⅠ競走でもあります。
ついこの間始まったように思える京都・秋のGⅠシリーズを振り返ってみましょう。
毎年ローズステークス組が中心になる秋華賞は今年もローズステークス組が主役でした。
ノットフォーマルの捨て身の逃げと冷静さを欠いた先行馬たちが速いラップを刻み、レースは前半1,000mは57.4秒となる。
差し追い込み勢に格好の流れになり、レースを制したのは追い込み勢より少しだけ前で競馬をしたミッキークイーン。
後ろから猛然と追ってきたクイーンズリングをクビだけ凌ぎ優勝しました。
無冠の実力馬リアルスティールと新星リアファルの一騎打ちムードとなった菊花賞は、酷いスローペースになり、向こう正面からレースが動き出す、出入りの激しい展開に。
先行馬に辛い流れとなった菊花賞を制したのは、直線までインコースで辛抱していたキタサンブラック。
京都コースで実績の無いキタサンブラックと北村宏騎手を買えた人は初心者と上級者の2とおりだったように思うのは私だけではないはず。
データ的にキタサンブラックは来ないはずなのに・・・。
釈然としない馬券を当てられなかった人も、レース後の北島三郎氏の満足そうな笑顔に和んだのでは。
エリザベス女王杯を得意とするラキシスは馬場の渋化という援護射撃が欲しい馬でした。
すると週末にかけて京都はかなりの量の雨が降り、ラキシスの運の強さを感じさせる当日のコンディションになりました。
ただラキシスの強運の上を行くのはマリアライトの末脚でした。
常に先手を打ち、不利を食わない蛯名ジョッキーのレース運びが当たり、オールカマーで敗れたヌーヴォレコルトに雪辱を果たして金星を獲得。
そして今週末のマイルチャンピオンシップは!
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南関競馬とGⅠレースの予想の要点整理 マイルチャンピオンシップ2015年予想
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